uni PINが廃番?
私は踊り子。意に反して踊らされている。
そうインフォメーションダンサー。
私は躍らされていた、偽情報という名の波に。
三菱鉛筆 水性サインペン 0.28mm PIN PIN?101 黒
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先日の「ジブン手帳」の記事に書いたように手帳にuni PINを使うようにした。
今までのPINの利用頻度はそれほど多いものではなかったので数本をストックして使っている程度であった。だがそのPINを手帳に使うとなると使用頻度も多くなり、持ち運びによる疲労なども合わさってインク消費が多くなる。となれば消費量も多くなるだろう。
ということで近所の文房具屋に行った。普段はPINは大阪に行った際などに大型文房具店でまとめて購入しているのだが、今回はストックがもう無いために急いで必要になり、10本ほど購入しようかと考えていた。
自分で探してみても見つからず、確実に万引きダンサーとして目をつけ私をつけ回す店員指揮官が居たのでレジで取り扱いがあるか聞くことにした。
そうすると、その階の取扱商品では無いようで6階建ての文房具店の為に他の階に電話で連絡して確認してくれた。汎用ペン売り場ではなく画材屋コーナーでの取り扱いということで、更には取りに行ってくれた。非常に親切だ。
そして数分後に一階上の画材コーナーからペンを抱えて降りてきたのだがペンの色が違う。
「PINはメーカーの廃番になるようでもう無い」
(正気ですか)
そして、サインペンで水性で細さも同じだというPIGMAなる商品を持ってきてくれた。昔、なんか兄貴がこんなのでプラモデルに線を入れてた記憶がある。
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廃番になると聞いては仕方がないので同じだというそのペンを試し書きさせてもらったのだがカッチカチだ。カッチカチ。高校の頃の私くらいではないだろうか。だがPINは適度な柔軟性を持つソフトタッチな書き心地だ。今の私くらいに寛容性を持った知的な硬さだ。
カッチカチのピグマは諦めたが、PINはしばらくは諦められない。つい三ヶ月ほど前にPINを購入したので、廃番になったとしてもつい最近のことだろう。まだ店頭に在庫がある店もあるだろう。100本くらいストックしておこう。
そして私の文房具屋巡りが始まった。近所に文房具屋の数は多くないが、ツタヤなどのちょっとした文房具を置いていそうな店も含めて色々と探しまわった。元々PINの取り扱いがある店が少なかったので大阪でまとめて購入していたので、そもそもに取り扱いのある店が見つからない。
唯一見つかったのだが100円均一のキャンドゥーだ。盲点であったがPINの棚吊りパッケージで販売されていた。だが03のみで01の取り扱いがない。私は uni PIN 101(PIN-101)を利用しているのだ。どこを探してもなかったので、03は使えないかと思い試しに一本買って帰った。使えたら明日の朝一で全て買い締めにくれば良い。
だが使ってみると使えるものではなかった。手帳以外の用途には03でも問題ないことはわかったが、手帳が主な利用用途になるので手帳で使えないと意味がない。03では手帳は裏抜けギリギリで、更には線が太いので文字が大きくなってしまう。
自宅に帰ってからもインターネットで調べると、どこから情報を手に入れたのか同じ質問をしている方が居た。回答としては「カタログに載っている」ということだが、カタログは1年弱前の情報になるので、「廃番になる」と最近決定したことについては追従していない。
そしてそれ以外の情報については見つけることが出来なかった。
私の戦いが一夜明けた。今日、uniに廃番が真実なのか、後継品が出るのかという確認の電話した。三菱鉛筆はお客様相談室として商品情報を確認する電話を用意してくれている。何度かお世話になった。
そして真実がわかった。
「廃番の予定はない」
ありがとう。ありがとう。だが躍らされた昨日は何だったのか。細かく聞いてみると、「赤や他の色については廃番になった」などということであった。他の色は使っていないのであまり興味がなく詳しくは聞いていないが、とりあえず黒については廃番の予定は無いとのこと。
大阪の知り合いに電話をして、仕事終わりの夜22時にわざわざ以前PINを購入した文具店まで行ってもらったのが申し訳ない。そこで5本を買い占めてきてもらったのが疎まれる。
まぁとにかくPINの廃番の予定はないということだ。くれぐれも私のような暴動を起こさないようにと記事にしておく。
ついでにもうひとつ質問した。私はシャープペンシルの芯にHi-uniの4Bを利用しているのだが、以前取り扱いがあった文房具屋からもHi-uniの取り扱いが明らかに減ってきている。ナノダイヤなるシャープペンシルの芯や、クルトガなるシャープペンシルの芯ばかりになった。
三菱鉛筆 シャープペンシル替芯 ハイユニ Hi-uni 0.5mm 4B / 10セット
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こちらは店で聞いたわけではないが、Webページにも(昔からだが)記載がないので廃番になるのか確認してみると、そんなことはないとのことであった。単に三菱鉛筆の取り扱い商品点数が多いので個別のページを作っていないということであった。
よかった。私が利用している文房具が世の中から消えることはまだ無いようだ。