ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

心の操縦術 苫米地 英人(著)

正直な所、本書に書かれている内容は1割も理解できなかったかと思う。前半はゲシュタルトについての説明が面白く興味深く読むことが出来たのだが、後半は以前に読んだ「脳を味方につける生き方」と重なる部分が多いと感じ、斜め読みのようになってしまった。

「以前に読んだ」というスコトーマが働いてしまったのかドンドンと読み飛ばしてしまった。

心の操縦術 (PHP文庫)

心の操縦術 (PHP文庫)


だが前半のゲシュタルトについての説明や解釈は非常にわかりやすく面白い。この前半の為に本書を読んでもいいかと思う。「文字をずっと見ているとゲシュタルト崩壊する」と言われるが、その「ゲシュタルト崩壊」がなぜ起こるのか、「ゲシュタルト」とはなにか理解できる。

最近の苫米地は1年に20冊以上の著書を出しており、それらは相互に関連しているため前提知識としてどうしても同じ内容が書かれてしまうのかと思う。この結果私のように何冊も連続で苫米地の書籍を読むと「重複している」と感じるが、出版を追いかける形で読めばこの感覚はないのかもしれない。


この後にも続くが本日は苫米地の書籍を5冊読んだが、それらが全て「心理」関係であったために、全ての書籍について、少なくとも数ページは重複する箇所があった。だが、間を空けて読んでいくとすれば、この説明で前著の内容を思い出すことのできるトリガーになるのかもしれない。

心の操縦術 (PHP文庫)

心の操縦術 (PHP文庫)

心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション

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相手を洗脳する文章テクニック

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