ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

情報社会の法と倫理 (放送大学教材) 尾崎 史郎(著), 児玉 晴男(著)

放送大学の授業として、一期目にあたる前期は「今後必要なもの」を選択したので、今期は「興味があるもの」を選択した。

そして本科目も興味があったために選択したのだが正解であった。私は過去にも著作権についてはコンピュータ業界などを例に書いてきたが、本書も「情報社会」と言うことで、インターネットの利用やそれに伴う法律や判例が解説されている。

情報社会の法と倫理 (放送大学教材)

情報社会の法と倫理 (放送大学教材)


大まかには本書に書かれている内容は理解していたが、それらの解説の中に法律の条文へのリンクがあるのはありがたい。今後に調べる必要が出た時は本書を索引にして調べることも出来るだろう。

また条文へのリンクだけではなく判例へのリンクがあるので、その条文がどう解釈されるのかということについてもわかりやすく、そして今後調べる課題にもなる。


本書に書かれていることが全てではないが、インターネットを利用する上で必要な法律について解説されているので、本書はインターネットを使う全ての人に読んで欲しい。

ましてやプログラマなどは本書を読めばソフトウェアに関する法律を理解することにもつながるだろう。

私はインターネットの免許制を望んでいるが、本書はそのテキストにする適切なものであるかと思う。


本科目を選択してよかった。