危険物取扱者免状の更新について

高校の頃に乙四の危険物取扱者免許を取得したのですが、あれから早10年経過してしまいました。

危険物取扱者免状は資格自体の有効期限はありませんが、写真に有効期限があります。写真の有効期限は10年で、10年毎に免状の写真を更新する必要があります。

大半の人がこの免状の更新を忘れているのではないでしょうか？いざガソリンスタンドでアルバイトをしようとした時に写真の有効期限が切れていれば、写真の更新に2週間ほどかかるためアルバイトの開始が遅くなるなどの難が生じてしまいます。

すでに10年以上経過し、写真の有効期限が切れていても心配はありません。資格の有効期限ではなく写真の有効期限になるので、免状が無効になっているだけで資格は喪失しているわけではなく、10年を超えていても写真の更新手続きは問題なく行えます。(10年を大きく超えている場合は、一度問い合わせをしてみたほうがいいかもしれません。)

早め早めの更新を心がけましょう。

ちなみに免状の更新は氏名や本籍地(同一県内を除く)が変更になった場合も必要なようです。

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そんなこんなで私も10年を1ヶ月超えてしまいましたが、写真の更新をしてきました。その時のメモを残しておきます。あくまでも私の手続き内容になるので個々人の状態によって変わるかと思います。

私は大阪で資格を取得しましたが、現在長崎に住んでいます。以下はそれに則った手続きの流れです。

申請先

免状更新の申請先は「居住地又は勤務地の都道府県」となっておりますので、私は「大阪」ではなく「長崎」で手続きしても問題が無いようです。また「免状の交付を受けた都道府県」ともありますので「大阪」でも問題ないかもしれませんが、これは未確認です。

消防試験研究センター長崎支部は、長崎市立図書館の前にある消防署の裏手に有ります。大きなビルの5階になり、表に看板があるのですぐにわかるかと思います。

申請に必要なもの

書き換え申請書

これは消防署で貰えるようです。私は最寄りの消防署が長崎市立図書館の前の消防署になるため、直接消防試験センター長崎支部に行きそこで記入しました。消防署で受け取ったものは郵送でも手続きが可能なようですが、間違いがあった時に面倒くさいので、確認しつつ直接手続きを行いました。

写真1枚(縦4.5x横3.5)

無帽、無背景、上三分身像ということですが、これは一般的な証明写真のフォーマットです。

このサイズの証明写真は取ったことが無いので手持ちにありませんでした。わざわざ証明写真を取りに行くと500円以上かかるので、私はセブンイレブンの証明写真プリントを使いました(詳しくはこちら)。これはデジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を証明写真サイズでプリントできるサービスです。200円で印刷が行えます。

自分で証明写真のような写真を撮影するのは苦労しましたが、友達の多い読者諸氏は協力してもらうのがいいでしょう。

現在の免状

現在手持ちの免状が必要です。もし紛失してしまっている方は写真の更新ではなく「紛失」の手続きになるかと思います。お問合せ下さい。

免状送付用封筒

更新済みの免状を郵送で送ってもらう場合は、その封筒と380円分の切手が必要なようです。直接センターに行くと専用の封用を貰うことが出来たので、そこに住所を書くだけで手続きが出来ました。その際に切手を380円分渡しておきます。

ちなみに「郵送を希望する方は」とありますが、なぜかそのようなオプションではなく「郵送になりますので」と、郵送が標準のように手続きされました。センターが近い上に380円がもったいないので取りに行きたかったのですが、取りに来る選択肢がある説明がされなかったので送ってもらうようにしました。
私のように小心者ではない方は「取りに来てもいいですか」と確認したほうがいいかと思います。手続きにセンターに来ているのに、返却の場合は「郵送」というのがもったいなさ過ぎます。週に5回は消防署の前を通っているので私はいつでも取りにいけました。