ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

夢を見ない若者

最近の若者は「夢」を持たないようだ。「夢」を人に伝えると「そんなバカバカしいこと」等と一蹴されることがザラにあるという。そんな奴は放っておけばいい。馬鹿なのはそいつだ。

人間は常に夢を持って生きている。それがなければ生活すら出来ない。あなたが今この文章を読んでいるのも夢があったからだ。夢がなければこの文章を読むことはなかっただろう。

夢は、紙に書くと現実になる! (PHP文庫)

夢は、紙に書くと現実になる! (PHP文庫)


まず「夢」とはなんだろうか。認識を共通させておこう。デジタル大辞泉によると「将来実現させたいと思っている事柄。」ということだ。簡単には「あなたがやろうと思っていること」だ。やろうとしていることは全て夢なのだ。

例えば私は今図書館でこの文章を書いている。5時間前に「今日は図書館に行こう」と「夢」を持ち、それを実現させるために身支度し、図書館に向かうために家を出た。その夢を実現させるための行動だ。その行動があったからこそ現在は夢がかない図書館にいる。夢とはそういうものだ。

逆に言えば実現させるつもりもない、実現させる行動もしていない事柄は夢ではない。「こうなったらいいな」と思いっているものは夢などではなく妄想だ。ただの現実逃避だ。

言い方は悪いが買わない宝くじが当たらないように、行動しない夢はかなわない。


つまり「夢」とは生活に絶対的に必要なものになる。生活をしているということは「夢」を常にいだき、その実現に向けた行動を行っているのだ。

その夢が「図書館に行く」というような数十分で叶うようなものもあれば、「独立開業する」というような数年スパンのようなものもある。だが、その来たるべき数年後のために現在も起業に向けた行動をしているかが問題だ。

あなたはその夢を実現させるために今歩いているのだ。



少年よ、大志を抱け。

プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術

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夢をかなえるゾウ

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