ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

君はそんなに弱くない 秋元 康(著)

秋元康といえば最近はAKB48なんかで有名なようだが私は違う。私より前の世代であればおニャン子クラブだろうが、私世代であれば「OH!MYコンブ」や「あずきちゃん」になるだろう。私より後の世代であれば「ナースエンジェルりりかSOS」だろうか。

君はそんなに弱くない

君はそんなに弱くない


私の最近の秋元康の印象はあまりよろしくないが、当時は「おっさんがよくもまぁこんなものを書くな」と驚いていた。当時はまさにあずきちゃんの時代であった。あずきちゃんはすばらしい。私妊娠したかも。

本書はタイトルからはなかなか想像が出来ないが、なかなか面白い。いや、私からすると非常に面白く読めた。

私も友達はいないし、過去にはそれで焦ったこともあった。そんな当時の私が読めば感銘をうけたはずだ。だが私は歳を取り過ぎ、それに開き直ってしまっている。

本書のはそんなこと以外にも様々な生き方について書かれており、どれもこれも「君が思っているほど君は弱くない」と言う点に帰着している。落ち込んでいる状態の人なんかが読めばとても共感できるような内容になっているかと思う。

私もひねくれが治ったらもう一度読みたい。来世のことかも知れないが。


「秋元はそんなに悪くない」