ハヤカワ新書juiceからはもう出る予定はないよ

先に「小さなチーム、大きな仕事」についての記事を書いた。

そして私がハヤカワ新書juiceにこだわっている理由も書いたが、それにはちょっとした理由が有る。

「是非ともハヤカワ新書juiceレーベルには復活してほしい」

ハヤカワ新書juiceレーベルでは現在までに16冊が出ているが、「人間はガジェットではない」が2010年12月に発売されてから5年近く新刊が出ていない。今までに2度問い合わせを行っているが、直近では今年の1月に「新刊の予定はないか」と言うことで問い合わせを行ったが、「今後同レーベルでの出版予定はない」と返事を貰った。

本当にハヤカワ新書juiceレーベルは「はずれなし」と言えるくらいに素晴らしい書籍の連続だった。

「新刊の予定はないか」ということをどれだけ質問しても仕方が無い。出版社に「そのレーベルの需要が有る」ということを知らせるためには、そのレーベルの書籍を購入するしか無い。ということで、先の「小さなチーム、大きな仕事」も中々買えずに居たのだ。

インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice)

ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

人間はガジェットではない (ハヤカワ新書juice)

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

ちなみにハヤカワ新書juiceレーベルで出た書籍を一覧にしておくとこうだ。

クラウドソーシング

ミラーニューロンの発見

インターネットが死ぬ日

ロングテール アップデート版

ウィキペディア・レボリューション

なぜこの店で買ってしまうのか

「一筆メッセージ」で仕事はうまくいく

エコを選ぶ力

グーグル時代の情報整理術

ライフログのすすめ

小さなチーム、大きな仕事

デザイン思考が世界を変える

われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか

われら銀河をググるべきや

人生を無理なく変えていくシフトの法則

人間はガジェットではない

特に私は「インターネットが死ぬ日」の考えを引用することが有る。「小さなチーム、大きな仕事」に影響を受けたことは先の記事に書いたとおりだが、ほとんどの書籍になんらかの影響を受けている。

だがまぁ現在の所、今後に同レーベルでの出版予定はないとのことだ。

「現在の所」と未来に期待をかけたが、5年間も新冊がないレーベルで今後に急に復活することは考えづらいだろう。

だがまぁ私はこの記事を書いたように復活を望んでいる。なので本記事を書き、レーベルの復活を望む人が一人でも増えることを期待する。