ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

弊社の働き方改革

会社の事務部門のトップが変更になり、交代後のトップは下の人間を管理したがるのか、毎日の業務報告を作成するように通達が来た。

働き方改革が聞いて呆れる。

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

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業務報告を行えば、上部の人間からすれば下部の人間の業務を把握し、無駄な業務を省くことの根拠になると考えているのかもしれない。だがそれは上部の仕事の怠慢ではないか。上部の人間は管理職、管理職の業務はマネジメントなのであるから、そのマネジメントとして、日頃から下部の人間が何をしているのか把握、理解し、業務の割当を考えるべきであり、その業務の把握自体を本人の申告にアウトソーシングするというのが理解できない。
本人からの申告なんて嘘八丁手八丁、自分が良いように、いかに働いているか、自分が重要な業務を行っているのかを書き連ねるに決まっている。
そして、その創作活動すらも業務中に行い、働き方改革よろしく、より無駄な業務を増やしているだけだ。

上が楽をするため、管理職であるべく、下部の人間の業務を把握しているとアピールするために下部の人間の労力を増やしては意味がない。

どうしてこう自分が働いていることをアピールしたがるのか。

業務時間の大半をクロスワードパズルに費やしている再雇用職員、忙しいアピールに必死なくせに、ヤフーのホームページのリンク先がほぼ紫になっている嘱託職員、業務時間中にアルバイトの資料作成をする上司。こんな人達が出す業務報告書に真実はないだろう。

すばらしき日本の年功序列、入社順人事。

ここに長くいるべきではないだろう。