多動力 堀江貴文
つい先日にホリエモンの獄中記を見て非常にしょうもなく感じたが、昔面白く読んでいた記憶が離れず、書店でタイトルが気になり購入。
やはり、獄中記を除けば著作として面白い。本書にも書かれている通り、ホリエモンは自分では1行も文章を書いていないが、これが専門家、編集者の能力というべきか、面白く読む事ができる。
本書も騙されまいと、書店で少し内容を確認したが、出だしからイーロンマスクの話が面白いと感じ購入してしまった。10分程度の待ち時間があったのでその間の時間を持て余したので本屋に入り、購入し、ベンチで待ちながら読んだが、そのあとは歩きながら読むほど興味を持った。
全く私も同感するのをいくつかピックアップする。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2019/04/10
- メディア: 文庫
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電話をかけてくる人間とは仕事をするな
全くその通り。電話というのは、相手がどのような状況かもわからず、一方的に自分の都合だけで相手の時間を奪う。そんなこともわからず、理解できず、考えられない、そんな人間とは仕事はするべきでないというのは想像に難しくないだろう。
自分の都合だけを押し付けてくる人間と仕事をして、何か徳があるだろうか。
大事な会議でスマホをいじる勇気を持て
これをして日頃から怒られているので、同意者がいるだけでも、やはりあいつらが間違っていると理解できた。例えば、次回の会議の日程調整にしても、自分の空いている日を見るのは、オンラインのカレンダーを確認する事が間違いない。紙の手帳に間違いなく書かれているのであればそれを信用してもいいかもしれないが、それでは会議室の空き状況もわからない。弊社はグループウェアで会議室の予約をしているので、グループウェアで会議室の空きをその場で確認するのが、迅速で確実だろう。
その場に次回の会議に参加するメンバーがいるのだから、その場で決めるのが手っ取り早い。後々、○○の日程でどうですかとお伺いを立てていては、会議の日程を決めるだけで数日かかってしまう。そんな生産性のない馬鹿な作業はない。
その日のスケジュールが空いているか確認した時に、席に戻って後ほど連絡しますと、自分のスケジュールが把握できておらず、他のメンバーに迷惑をかけるアホなど、これもまた仕事を一緒にすべきでないだろう。
テスラのイーロンマスクは服を着られないらしい。服を着ている間に、次にやりたい事が思いついてしまうから、ボタンをとめる事ができないのだ
素晴らしい。こんな人間になりたい。
私も何か思い立ったとしても、その情動でやりたいと思っても、常識という洗脳がブレーキをかけてしまう。もう少し考えてからやろう、それはやらない方がいい。何かしらの言い訳を考えてやらないでいる。
やっていいんだ。すぐにやろう。
資産や資格なんていっそ捨ててしまおう。自分が持っているものを何とか生かそうとすることであなたの動きは遅くなる。手持ちのカードを捨て「やりたいこと」に最短距離で行こう。
これは考えてしまった。
私も今まで、金型工、販売員、パソコン修理、プログラマ、測量、事務等々、様々な仕事を転々としてきたが、それまでにとった資格を生かそうとしてきた部分はある。
そんなもの確かに不要だ。
その仕事をやりたいと思い、資格が必要なのであれば新たに取得すれば良いが、資格があるからと言って、それを次の仕事に使わなければいけない事はない。
土地があるから、この土地を生かした仕事をしよう。1億円あるから、この1億円を使って何かをしよう。何も関係ない。弁護士資格を持っているから、この資格を生かした仕事をしよう。
何も関係ない。
やりたいことをやろう。
すぐ動こう。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ディーエイチシー
- 発売日: 2018/08/09
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マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)
- 作者: 堀江貴文,星井博文,三輪亮介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2018/03/01
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- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 宝島社
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