図解 うまくいく人だけがやっている38の習慣
最近、「図解」と言う書籍を原書を読まずに購入することが多い。御多分にもれず本書もそうなのであるが、図解ということだけあって読みやすい。
内容としてもなるほど納得出来る部分も多くあるのだが、面白いと思える部分も多々ある。
うまくいく人は、ショートカット本を読まない
うまくいかない人は、お手軽本を読んで満足する
完全にマッチポンプ。本書は紛れもないショートカット本であろう。原書は読んでいないので難易度は不明であるが、それの理解を容易にするために出版されたのが「図解」シリーズであるはずである。
この内容も言わんとしていることはわかるのであるが、自己矛盾を生んでいるこの内容を読んでからは楽しく読むことができた。何してるんだろう僕・・・。と。
私が最も納得できたのは、以下になる。
うまくいく人は、「やる気のある部下」に合わせる
うまくいかない人は、「やる気のない部下」に合わせる
学校教育でもそうであるが、チームで業務を行なっていると、リーダーは一番できない人間に合わせざるを得ない。なぜなら、そこで見捨ててしまっては、その後何もしない、何もできない人間になり足を引っ張ってしまうからである。
そうなると学校では落ちこぼれが誕生し、学校からそのまま卒業していってしまう。親からのクレームにもなりかねない。
社会でも、全く仕事が出来ない、しない人間に給与を支払い続けることになり、また、それもチームの人間にカウントされてしまい、人数的に十分と判断され補充されることもなく進んでしまう。
やらない人間というのは、以前に書いた発達障害者自身がパワハラを行なっているのと同じで、やる気のない人間は放っておくべきである。業務をしないのであれば、業務拒否として解雇対象にすることができる。
そんな奴らに時間を使うくらいなら、やる気のある人間に時間や予算を使った方が有意義であることは言うまでもない。
やる気のある人間は放っておいても勝手にやると勘違いしているかもしれない。確かにやる気のある人間は自分からやろうとするが、それは転職活動も同じだ。
やる気のない人間は楽に働いて給料がもらえるその場にしがみつこうとするが、やる気がある人間は、自分がいるべき場所を変更しようとやる気を持って行動する。
やる気のない人間など放っておくべきだ。
人のせいにしているうちは、人生は好転しない
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人のせいにするということは、ある意味、自分の人生の主導権を放棄しているのと同じことになる。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本