ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2014-05-09から1日間の記事一覧

ドワンゴがひどい これはひどい

これはひどい。「ニコニコ動画をMP3に変換・ダウンロードするサイト 「にこ☆さうんど♯」の運営者を著作権法違反の疑いで逮捕」。これについては私は大分前から問題視しており、ニコニコ動画に問合せを出したことがある。ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ…

成毛真のマーケティング辻説法 成毛 真(著), 日経MJ(著)

本書は読み物として面白い。「辻説法」とあるが、本書は説法ではなく、「成毛眞」のマーケティングの「考え方」を過去の経験を踏まえて解説しているにすぎない。だがその解説は「マイクロソフト日本法人社長」という立場に10年もおり、Windows95の発売以前か…

原稿用紙10枚を書く力 齋藤 孝(著)

本書も今までに何度も読んできたが、要するには「原稿用紙10枚分程度の文章を考えだす方法と書き方」というものになる。タイトルには「書く力」とあるが、文章を書くということは「力」のように無理に鍛えて身に付けるものではなく、原稿用紙10枚程度なら「…

ケタ違いに稼ぐ人はなぜ、「すぐやらない」のか? 臼井由妃(著)

うーーん。「桁違いに稼ぐ」人の話ではなく、そこそこ稼ぐ人が全般的に行っているであろう考え方の本になる。特に発見的な考え方はないが、これから社会に出ようとしている人が読むと、仕事の仕方の参考になるかと思う。ケタ違いに稼ぐ人はなぜ、「すぐやら…

東大生はなぜ会社で使えないのか? 関 厳(著)

私もタイトルの経験がある。以前勤めていた会社で私より先輩で私の部下になった東大生や京大生がたくさんいた。もちろん東大生全員というわけではないが、後に入った私の部下になるということは私より仕事が出来ない、私の管理下に置くのが最適と思われた人…

起業 失敗の法則 鈴木健介(著)

なかなかいい本だ。本書は本書内でも触れられているが「起業の失敗」を扱った書籍になる。失敗談を並べた書籍でもなく、「○○はするな」といったような、過去の失敗者の蓄積の中から、ダメである内容を理由と共に説明されている。起業 失敗の法則作者: 鈴木健…

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 松信 嘉範(著)

中々面白い。世間には「私はDBが使える」と言いながら実際には何が使えるわけでもなく「SQL」が書けるだけだったりする。その「書けるSQL」も単に本当に書けるだけで「効率」や「速度」のことなど考えられていない。いや、文法を「知っている」だけなのでそ…

スーパー速書きメソッド 石田 章洋(著)

いやぁ、久々に付箋を一枚も貼らなかった書籍だ。確かに内容に頷けるところは多いが、実際には普段から利用している方法が多く、本書で「悪文」と言われる文章を全体的に書いている人間は居ないのではないかと思えるくらいの極端な例である。その極端な例の…

Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 西田 圭介(著)

タイトルには「Googleを支える」とあるが、内容としては「Googleのような大規模データを扱うサーバはどのように処理をするのか」と言うことを、具体的な説明として公開されているGoogleの技術や対処法を解説している書籍になる。前半ではGoogleがどのように…

コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 西尾 泰和(著)

以前に「パターン、Wiki、XP」の感想文を書いた際に「歴史を知ることはそれを使うには必要ない。だが、それを使うことの理解をより深める」と書いたが、本書はまさにプログラミング、プログラミング言語の背景、生い立ちを学ばせてくれる。そしてそれぞれの…

良いコードを書く技術 -読みやすく保守しやすいプログラミング作法 縣 俊貴(著)

世間には数々の「(読みやすい、保守しやすい)を書く」系の書籍があるが、本書は良くもなく悪くもない書籍になる。「悪くもない」は決して褒め言葉ではなく、「役に立たない」と言うことになる。為になる書籍は良い本で、学習の妨げになる本は悪い本だ。本書…

パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 江渡 浩一郎(著)

本書は「解説書」ではないということを先に書いておく。デザインパターン、Wiki,XP(extreme programming)について書かれ解説されている書籍と勘違いする読者が多いかもしれないが(私もそうだ)、全く違う。ただそれぞれが生まれた背景、歴史が書かれている書…