ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

結局うまくいくのは、礼儀正しい人である

書店に平積みされていたのが目に入り、心にズキュンときた。

私は礼儀正しくしてきたつもりであったが、結婚してからというもの人間関係が悪くなったと感じている。家庭のストレスか何かわからないが、愛想も悪くなっていると自分で感じている。そして、それが仕事に影響が出てしまっている。

礼儀正しくあろう。

と思ったものの、では結局礼儀とはなんなのか、礼儀正しいとはどうるべきなのかということを疑問に思い手に取ることになった。

CHOOSE CIVILITY 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である

CHOOSE CIVILITY 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である



内容は至極当然で、礼儀正しいといはどのようなことかを紹介しているが、その至極当然なことが行動できていない。そして何より、読んでみると至極当然と思えることが、私生活の中では全く思い浮かびもしなかった。

NOの気持ちを察し、尊重する

誰かが誘いを却下したからといって、その理由を聞き出そうとすれば、相手に罪悪感を抱かせることになります。不本意だとしても、食い下がらず、こんなふうに言いましょう。

これは私も以前に書いたことがある。
お金を貸して欲しいと言われ、理由を聞いている人が理解できない。理由によって貸し借りを決めるのか、そもそも貸す気はないが、興味本位で理由を聞きたいのか。

理由は何より、お金を貸しても良いと思うのであれば貸したら良いし、貸せないと思えばかさなければ良いだけであるのに、なぜ理由を聞くのか。
1000万貸して欲しいと言われて無理であったとして、その理由を聞いてどうなるのか。では、1万円貸して欲しいと言われて、理由を聞き、パチンコに行きたいというのと、葬式に着ていく服を借りるためというのとであなたは貸し借りの判断を変えるのか。理由を聞いて気まずくなることもある。

本書はいろいろな書籍からこの礼儀という言葉の定義を探し出し、引用し、それによって感じたことが書かれている。

引用された文献を読みたくなるので芋づる式にどんどん増えていく。

礼儀正しくいよう。