ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

文章の書き方

ブログを書く理由として、「なぜブログを書くのか」で「文章を書く練習」と書いた。

現在まででブログを1ヶ月ほど続けているが、そのなかでいくつかわかったことがある。私が文章を書くのが下手な点で自分で気づいたこと。

  1. 「○○をする理由として○○なのだが、○○で、○○なので○○とする」のように1つの文章を長くしてしまう。
  2. 書くことがないのに長々と書こうとしてしまい完結出来ない。とにかく文章を書こうと思ってしまう。
  3. 文章中に「それ」「そのような」「これ」等を繰り返して、一体何を指しているのかがわからない。
  4. 言葉を知らないため言いたいことをうまく説明できない。または言葉の意味を間違って利用している。
  5. そもそも句読点のうち方すらわかっていない。

とりあえずこの5点について思いついた。

特に文章の読みやすさに関わってくるのが1番目になるかと思うのだが、これがひどい。書いている最中は思ったことをどんどん連続的に書いているだけなのだが、跡で読み直すと1つの文章中に肯定や否定がいりじまり理由がわからなくなってしまう。書いている最中は全く気がつかずに読みなおした際に気がつく。そして、読みなおしながら修正をし、それを読みなおして修正し……を繰り返すので、文章を書くのに非常に時間がかかってしまう。

実際この文章もそのような感じになってしまっている。

なので、文章を考えながら書いている最中にそのような考え方が出来れば文章を書く時間を半分以下に出来るかと思う。大げさでなく半分以下。この記事を書くのにも実際30分以上かかってしまっている。

次に2番目の「とにかく文章を書きたい」と思ってしまい、全く関係の無い話題や例えを出し、本来の話題とはかけ離れてしまう。文章を書く練習だからといって長々と書く必要はなく、練習だからこそ、これらの問題点を解決できるように努めなければならないはず。

3番目にまさに「この記事」でもあるように、「この」などを多用してしまい明確にどれを指しているのかがわからなくなってしまう。明確に指してしまうと逆に同じ単語を繰り返し、何を言っているのかがわからなくなってしまう。これもとにかく「完結」に書くことで解決するものなのかもしれない。

4番目は文章を書く場面以外の日頃の会話でもそうだが、日本語の単語や言葉を知らないと物事をうまく説明できない。「2つの事柄が異なる」ということを説明するのにも、「矛盾」や「乖離」と言う言葉を知らないとうまく説明できないように、とにかく日本語を書くには日本語を知らなければ話にならない。これはとにかく本を読んで新しい言葉や表現を勉強しなければならない。

5番目は「なぜブログを書くのか」でも書いたように、幼少の頃より文章を書くことを苦手としており、句読点のうち方すらわからなかったので現在もそれを引きずっている。これは「文章の書き方」や「日本語」を勉強することしか解決の方法はないかと思う。


以上のように文章を書く上でいくつかの問題点を見つけたのでいろいろな本を読み文章の上達に努めようと考えている。

こんなことを考えている最中に素晴らしい記事を読むことが出来た。はてなブックマークで多量にブックマークを付けられている記事になる。

これは晴海まどかさんという文章クリエイター(著者略歴にこう記載あり)が書いた文章内の文字の使い方を解説した記事になる。

私は文章を書くには「単語」や「接続詞」に気をつけることばかり考え、それに気をつけることで文章は読みやすくなると考えていた。だが、これら記事を読むと「括弧」一つの使い方でも文章の読みやすさが全く変わると言う事に気付かされた。単語以前に文字一つについても考える必要があるという事を知った。いくら素晴らしい文章を思いついても、それを構成する単語の選択を間違えれば意味が異なるが、その単語を構成する文字一つの選択を間違えれば読みやすさが異なるのだ。

「作家」ではなく「文章クリエイター」と自称しているようだが、この記事を読んでまさにそう思えた。著者はまさに文章を作っている。

これらの考えを交えた書籍が読みたく晴海まどかさんの著書を読んでみると、これが非常に読みやすい。読みやすいだけでなくて物語も面白い。どんどん追加で購入し読んでいる。

まず読んだのがこちら。

戦う僕らのRGB (上)

戦う僕らのRGB (上)

戦う僕らのRGB (下)

戦う僕らのRGB (下)

戦う僕らのRGB (SS)―after the Festival―

戦う僕らのRGB (SS)―after the Festival―