ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

テレビは見てはいけない 苫米地 英人(著)

テレビに限った話ではなく、世間にはいかに多くの洗脳や洗脳情報が溢れかえっており、いかに多くの人が人々を洗脳しようとしているかという書籍になる。

タイトルからわかるのように本書ではその洗脳の解説をテレビを例に出して行っている。後半は他の書籍と同じように自己向上の解説になり、他所との重複も多い。

テレビは見てはいけない (PHP新書)

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その洗脳以外でも、本書の中で著者の苫米地がオーナーを務めているサイゾーのシステムについてや、著者が開発したキーホールテレビの解説と現行のテレビ配信システムのヤバさを解説している。

私が今までに苫米地の書籍を読む中ではサイゾーにふられたなことがなかったため、著者のサイゾーに関する考え方を知る上でも参考になる情報が多かった。サイゾーについて興味があるかたも読むと面白いかもしれない。数ページしか無いが、他の雑誌とは違うサイゾーのシステムが理解できるであろう。


本書は他書の「脳」をタイトルに出した書籍とは違い、「テレビ」と言う身近な例を使っているため、苫米地の書籍を始めて読む方には非常にわかりやすいかと思う。そして、本書で苫米地のヤバさもわかるかと思う。


現行のテレビ配信システムは生存権を侵害しているという発想は面白い。

電通 洗脳広告代理店

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健康のトリック―見てはいけない健康テレビ番組

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テレビの大罪 (新潮新書)

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