ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

絶対成功「好きなこと」で起業できる 三宅 哲之(著)

まぁご想像に難しくないように何の変哲もない「起業」について書かれた本。内容としては「好きなことだから成功できる」と言う事が前提に書かれているくらいで、タイトルの「で起業できる」とは関係がない。

「好きなこと」にターゲットを絞った内容でもなく、単にそれを前提にしたほうが内容を書きやすかったというだけになるかと思う。

本書の内容は特に目新しい物はなく、起業を考えて本書を読むくらいなら別の書籍を読んだほうがいい。同じ出版社の書籍だとしても、前出の「一日も早く起業したい人が「やっておくべきこと・知っておくべきこと」」のほうが具体的な内容が書かれている。

なぜ同じ出版社でより後に品質の悪く内容の薄いものが出版されたのか。前出が売れたためノリノリで出したのかも知れないが。

絶対成功 「好きなこと」で起業できる (アスカビジネス)

絶対成功 「好きなこと」で起業できる (アスカビジネス)


前半の数十ページを読んだ限りでは一般的な起業書のように感じたが、数十ページもすると内容がどんどん薄くなってくる。内容の無いインタビュー記事もかさ増しのためかいくつも入っており、同じ内容で帰結している。


私も3/4程度までは全て読むようにしていたが、さすがにそれ以降は読まずに飛ばしてしまった。

起業関係の本は読書の失敗経験を増やせるのがいいな。

一日も早く起業したい人が「やっておくべきこと・知っておくべきこと」 (アスカビジネス)

一日も早く起業したい人が「やっておくべきこと・知っておくべきこと」 (アスカビジネス)

起業家のように企業で働く

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