ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

プロが教える骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典 岡田 隆(著), 石井直方(監修)

ふざけるんじゃないわよ。「しくみ・はたらき」と書いてあるので先に読んだ「膝関節の動きとしくみ」の本と同じような内容かと思ったのだが、まさに「骨と関節のパーフェクト辞典」であった。

しくみやはたらきはそれがどの向きに、どのように曲がるかという説明が主で、90%以上が体全体の骨のCGと各部の名称の解説となっている。

この本を読めば体中の骨の名前が覚えられる。骨博士になれる。

プロが教える骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典

プロが教える骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典


内容から本書はボーンマニアやボーン・コレクター向きの書籍になるが、本書を一冊手元に置いておけば、身体が痛い時にどの骨や関節が痛いのかというのが正確にわかるだろう。

そしてその知識を元に別の書籍を読むなり調べるなりすれば、それがどのような症状、病気なのかわかるかと思う。

私は体の節々が痛くなることがあるが、具体的にその部位がなんと言う名称なのわからないので調べることが難しかったりする。

本書はその時間を短縮するためにはすぐれているが、主にはボーン・コレクター向きの書籍になる。