ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

デスクワーク整理術

書名の通り、デスクワークについての整理術が書かれた書籍を上げだせば枚挙に暇がない。だが本書は過去に参考にした部分があり、当時よりもデスクワークよりの業務に従事するようになってきたので再度読むことに。

あなたは事務という仕事に自身がありますか?

これが書き出しになるのだが、本書の意図はこのフレーズに凝縮されている。

デスクワーク整理術 (単行本)

デスクワーク整理術 (単行本)


私は何度も、学校の勉強を超え社会に出てから資格試験だろうが、業務に必要な勉強だろうが、勉強をするのに、なぜ勉強法の勉強をしないかということを繰り返し書いてきた。それと同じように、事務をこなすにしても、医師や弁護士、プログラマと同じく、事務のプロフェッショナルを目指さなければならない。

だが、事務というのは末端で、届いた仕事をこなしていけば良いとは思っていないだろうか。そんな考えであれば、効率どころか、結果の品質についても信頼を置くことができない。

机の上が乱雑だと、大事な書類やメモを紛失し、それが致命的なミスにつながることも。きちんと整理整頓しておけば→ ミスが起きにくくなる。

何がどこにあるかわからない状態では、捜し物のための無駄時間が増える一方!整理整頓が行き届いていれば探しものが減り、→有意義な時間が増える。


机の上に広げるのは1案件のみ。これが現在の私に必要な考え方だ。以前からこの考えは理解し、実践しようとしているが、業務中に次々と別の業務が割り込み、席を離れている最中には書類が次々と置かれていく。

そんな日々を過ごしていたら、超重度個人情報を別宛先に発送仕掛けたことがある。机上で仕方なく、2つの書類の発送業務を行っていたら混じった。2つの書類ですら交じるのであれば、思考はもっとこんがらがっているだろう。

事務のプロフェッショナルを目指そう。