ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 家入 一真(著)

世間のアホに読んで欲しいと思える書籍。

アホは「社長」を悪者と思い、「金儲け」を悪と決めつけていると感じている。自分に適切な雇用状況が与えられていないのを社会や会社の責任にし、自分のそれまでの行動は責め立てない。自分が優れていると思うのであれば自分で起業すればいい。それに恐れを感じるのであれば文句を言わずに働いていて欲しい。その「逃げ」こそが、あなたの悪循環を生み出している。


まずアホは「会社」と言うものがどういうものかわかっていない。私の身の回りにもいくらでもいるが、「株式会社」と「合同会社」の違いもわかっていない。そもそも、「合同会社」という法人の存在すら知らなかった(2013年7月)。今だに「株式会社」と「有限会社」だと思っているのだ。
社長は株主より偉いと思っていれば、社長が金持ちだと思っている。会社は社長の言うとおりに動いていると思っているし、社長は責任をとらないと思っている。

そんなアホたちに本書を読んで欲しい。そうすれば最低限の「会社」の知識がつく。本書に記載のある数字には選択ミスがあるように感じるが、その選択ミスも探しながら読んで欲しい。


アホは「会社」というものの知識がないために、その仕組みがわからずうまく働けていないようにも感じる。きちんと仕組みを知り、正しい知識を付け、選択し、考えて欲しい。
アホはこれを伝えても「そんなこと知らなくても働ける」と言い訳をして知識をつけようとしない。だからこそアホなのだ。

知識をつける必要がないと思うのなら、アホはアホらしく、自分はアホだと認識して文句を言わずに生きて欲しい。「知識を付けない」のも選択だ。選択は自由だ。だが、「知識をつける」選択をした人があなたよりもいい条件で働いているに過ぎない。


あなたが置かれている環境はあなたが選択してきた結果だ。人生は選択の連続だ。その選択を正しいものにして行って欲しい。

新装版 こんな僕でも社長になれた

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お金が教えてくれること  ~マイクロ起業で自由に生きる~

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もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

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バカ、アホ、ドジ、マヌケの成功者

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