ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

アロマテラピーをはじめよう―精油の基礎知識から楽しみ方までしっかりわかる 安斎 康寛(著)

私は匂いが嫌いだ。香水をつけているなどもっての外。あんな物臭いだけで体臭のほうがいい。

通りすがっただけで匂いを感じるほど香水をつけているアホなOLをよく見るが、人のことを考えているようには思えない。「タバコ臭い」というのはよく聞くが「香水臭い」と言うと厄介がられる。「禁煙席」があるのであれば「禁香水席」があってもいいかと思う。いや、あるべきだ。

タバコの匂いが禁止であれば香水の匂いも禁止すべきだ。ご飯を食べるときに香水の匂いが出ていれば臭くて仕方がない。そんな奴が微妙な匂いの食べ物を前に「いい匂い」など嘘としか感じられない。お前の鼻は麻痺している。匂いなんてわかるはずがない。

と思っている私が「鼻のおかしな自分勝手な人々」の心理を理解しようと思い購入したのが本書になる。


「趣味はアロマ」とか言う奴をアホとしか思えないが、なんの知識もなく、経験もせずそれらを批判するのはよくない。実体験をし、それらの効果を学んだ上で批判すべきだ。私はそう考えているので、まずはそういったアホな人々の入門書であろう本書を読んでみた。

本書は「精油とはなにか?」のような基本的な知識から、マッサージや風呂に入れるそれらの利用法が解説されている。数十種類のアロマの効果や特徴についても記載されておりいい入門書のように感じた。勉強になり非常に参考になった。

だが疑問に思うのはなぜ女の本は「恋愛」と結びつけようとするのかわからない。「恋をしたい」ときのアロマってなんだ。恋をしたい時に嗅いだらいい匂いとはなんだ。とりあえず私は、イランイラン、サンダルウッド、ローズ、ジャスミンパチュリーを購入して飲もうと思う。きっと結婚が出来るようになるはずだ。これできっとリア充だ、イクメンだ。


アロマをしている人たちには「環境破壊」を問題視している人がいるかと思うが、これも徹底的な環境破壊だ。精油1ccを作るのに100kgの原料がいるなど栽培の土地が膨大な面積になってしまう。森林伐採し土地を作り、さらに効率よく収穫できるように薬品も使うであろう。

服や装飾品、交通手段にこだわっている方はそれだけで環境を破壊している事に気づいて欲しい。服も見た目のいいものはいろいろな化学繊維を使う。製作に機械を使う。装飾品など自分を着飾るために不必要なものを環境を破壊して作る。もう少し考えて欲しい。

革製品を作っている現場など、一度見に行けばどれだけ恐ろしいかわかると思う。


生きててごめんなさい。

アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!

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