ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

MMW-101の電池交換

私は時計が好きで肌身離さず時計をしている。いつかはグランドセイコーが欲しい。

そんな好きな時計としてタイトルの通りCASIO MMW-101も持っており、傷だらけになるまで利用し、SEIKO SPIRIT SMART SBTM177を購入した後も利用を続けている。

この時計の素晴らしいところはなんといっても時刻が読みやすい。私は時計を「ファッション」ではなく「実用品」として利用しているため、いかに素早く確実に時刻を読み取れるかという事を重要としている。MMW-101はそれを満たしており、SBTM177よりも読みやすく使いやすい時計となっている。


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私は今まで数々の時計を見てきたが、MMW-101よりも読みやすい時計を見たことがないと言えるほどに時刻が読みやすい。私の手の大きさや時計の読み方とも合っているのかも知れない。

写真を見てもらえばわかるかと思うが、1分、1秒刻みのマークが秒針や短針に非常に近く、時針はきちんと数字を示すようになっている。ココまで実用的な時計はなかなか見つけることができない。
「時計は値段が上がるに連れて時計としての機能がなくなっていく」とはいうが、まさにMMW-101は5000円程度と安価な時計で「時計として完全な機能」を持っている。


そんな気に入っている時計なのだが、電池寿命が公称約3年と短い。

以前電池交換をしたのはいつかは覚えていないが、先週に電池が切れてしまったため電池を交換した。腕時計の電池交換はショップでは500円から1500円ほど、防水時計で2000円弱、防水テストに5000円程度といろいろとランクがある。

電池交換が500円から1500円というのは店の利益を大きくとるだけではなく、きちんとしたショップならパッキン交換もセットで行なってくれるなどサービス内容が異なるので、きちんとした時計屋さんで交換してもらったほうがいい。
500円ほどのショップではどこ製かもわからない中国製の電池に交換されることがあるので注意が必要になる。高い店ではきちんと国産の電池に交換してもらえる。

CASIOのタフソーラーやSEIKOのソーラーモデルの電池交換は基本的にはメーカーでの対応となり、CASIOで電池交換のみで5000円、メンテナンスを入れると8000円程度、SEIKOは電池交換のみの対応はなく、メンテナンス込みで1万円程度と非常に高価になるので「維持コスト」を安くすまそうと考えている人はソーラーモデルは買わないほうがいい。

昔は「ソーラー充電なので永久的に電池が持つ」というような宣伝もあったようだがそれは嘘だ。現在はメーカーも公表しているが、所詮は充電池になるため5年から10年で電池交換が必要になる。
最近は10年ほど電池交換が不要な時計もあるので、維持コストを安くするならそう言った「通常電池」を利用している時計を購入したほうがいい。それなら5年で電池交換が必要になったとしても維持コストが1000円ほどで済み、10年でも2000円かからない。
だがソーラー充電タイプを購入すると1万円は掛かることになってしまう。さらには充電池になるためメーカーの製造がいつまで続くかもわからず、10年後にその電池が廃盤になっていない保証もない。

ソーラー充電タイプは電波時計GPS時計などの「電池消費が激しい」機能を持った時計の解決策になるため、それらの機能を持っている時計は現在ではほぼ100%がソーラー充電タイプになるので注意が必要だ。


話がそれたが、私は自分で時計の電池交換をするため交換電池だけの費用で済ませることが出来る。MMW-101はSR920SWを利用しているため、Panasonic製の電池が500円弱で販売されている。それを買えばいい。と、今朝まで思っていました。

近所の小さな電気屋さんに行くと売ってないのね。長崎には電池交換を自分でする人が少ないのかそもそもに人口が少ないのかはわからないが私が行った電気屋さんでは売っていなかった。それとも「時計の電池交換が大流行」で売り切れであったのかも知れない。それは私にはわからない。

ということで、仕方なく100円均一のダイソーで購入することに。以前からダイソーではSR920が販売されていることを確認していたので電気屋巡りをすまずに済んだ。

だがしかし、ダイソーのSR920は2つで100円という安さからメーカーがどこだか全くわからない。SR920 酸化銀電池 1.55Vと書かれているだけになる。Panasonicの1/10の値段だよ怖いよーーー。


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ということで、背に腹は変えられないためメーカー不明の電池を購入して交換した。写真はPanasonicの電池を搭載している通り電池交換前の状態。今はメーカー不明の電池が入っています。爆発しないか不安です。


ちなみにこの記事を読んで「自分で電池交換をしよう」と思った人は「諦めて下さい」。電池交換には専用の特殊工具が必要で、それらの工具がなければ基本的に自分では行えません。スクリューバックの腕時計なら無理やりこじ開ける方法もあるみたいですが、うちの親父みたいにディバイダーで開けようとすると裏蓋を傷だらけにしてしまうことになってしまいます。気を付けて下さい。さらに時計は精密機器のため、裏蓋を自分で開けるとその後どうなっても知りません。

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スクリューバックを帰るにはこんな感じの工具が必要です。単なる「工具持ってる自慢」の記事でした。



ちなみにMMW-101のスペックは、

  • 10気圧防水
  • 使用電池: SR920SW
  • 電池寿命: 約3年
  • 平均月差: ±20秒
  • 3針
  • 日付表示

となっている。

そして2003年1月の発売にも関わらず翌年の2004年には生産終了となり、すでに生産終了から10年が経過してしまっている。

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