エンジニアに学ぶ101のアイデア ジョン・クプレナス(著), マシュー・フレデリック(著), 美谷広海(翻訳)
最近は書店にランニングついでに行くことが日課になっているが、昨日もランニングついでに紀伊国屋長崎店に行ってきた。行く度に1万円ほど書籍を買うためランニングを減らすことになるかも知れない。お金がない。ランニング貧乏だ。
そんなこんなで昨日購入した中の一冊が本書になる。なぜかコンピュータ書籍コーナーにあり手にとって見ると、たまたま橋梁の解説ページであったため興味を持って購入した。
結果から言うと橋梁の解説はわずかだし、力学や工学の解説も簡単にされている程度だが、考えの基礎となる部分を101に分けて解説されているため「工学」や「力学」を軽く知りたいと考えている人が読めば面白いかも知れない。私もそれらをかじった人間であるが面白く読めた。
但し本当に軽い取っ掛かりの解説であるため、少しでもかじった人間からすれば全て理解していることになるかと思う。私としても思い出しだし読んだというものになる。
- 作者: ジョン・クプレナス,マシュー・フレデリック,美谷広海
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: 単行本
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本書は101のアイデアとあるが一つの事柄について多数に分けて解説されているものが多く、実際には半数程度のアイデア(考え)になるかと思う。だがそれぞれが建築や故障対策など、過去にアイデアとして考えられてきたものの解説となっているため、日頃から目にしているものがいかに考えられ、多数のアイデアから構成されているかがわかるかと思う。
本書を読めば日頃の生活の中で「これはなぜこうなっているんだ?」という疑問を持つことが出来、日常生活の事柄をアイデアに結びつける考えが出来るようになるきっかけになるかと思う。プログラマを見ると、「アイデアがないから作るものがない」とぼやいてる方を多く見るが、本書を読めばいかに日常生活がアイデアにあふれており、そのアイデアを新しいアイデアで置き換える可能性があるかという事を知るきっかけになる。
本書の内容は知っていることが多かったと書いたばかりだが、本書を読むことでそれらを思い出し、さらには日常生活はアイデアの塊であると再確認することが出来た。是非とも本書は定期的に読み直しこれについて考えなおしながら成長していこうと思う。
- 作者: ジョン・クプレナス,マシュー・フレデリック,美谷広海
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- 作者: キット・ホワイト,村上華子
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- 作者: マシュー・フレデリック,藤原恵洋
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- 作者: マイケル・W・プライス,マシュー・フレデリック,美谷広海
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