ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2015-01-01から1年間の記事一覧

モンキーはシェイクスピアになる夢を見る

昨日に書いた「モンキーはシェイクスピアになりうるか」で、モンキーがシェイクスピアになるには無限不可能性ドライブよりも通常進化を行ったほうが確実で幾分も早いということが予想できた。 それどころか、いくらランダムにコンピュータに計算されたところ…

モンキーはシェイクスピアになりうるか

無限の猿定理と言う言葉を知っているだろうか。 概念は確率論として知っていたが、そんな「原子も積もれば心(宇宙)になる」的な概念にこんな素敵な名前がついているとは知らなかった。 「無限のモンキー」素晴らしい。 概念としては、どれだけ微小な確率であ…

予定不調和 長神 風二(著)

今後科学が進歩し、現在製品化されていないものが製品化されていけばどうなるか。そこでどんな問題が発生するか。ということを物語を交えて解説している書籍。 例えば20年前からすれば、現在のスマートフォンはSFの世界であったはずだ。 それと同じように、…

情報処理のテキスト

世間の情報処理のテキストというのは誰向けに書かれているのだろうか。 私が思うにどうも中学生や高校生をターゲットにしているようにしか思えない。そうなると、そのテキストを大学生以上の人間が読んで勉強するというのはなかなか難しい。 中学生や高校生…

怖くて眠れなくなる科学 竹内 薫(著)

先日に読んだ「超・超面白くて眠れなくなる数学」なんかと同じシリーズのようだが、もちろん本書も眠れなくなるということはない。 内容も一般的なことが書かれているだけになるが、これらを知らない人が読めば面白く読み物としても楽しめるだろう。 怖くて…

ふしぎな思考実験の世界 ~科学の大発見の秘密を解きあかす~ 桑嶋 幹(著)

なかなか面白い。 私は思考実験というタイトルを見て心理学実験のようなものを想像したが、実際には全く違う。思考実験というよりも、これまでの科学者はどのように思考し、実験し、科学が発展してきたかという内容になる。 ふしぎな思考実験の世界 ~科学の…

数学を考える

先日に「超・超面白くて眠れなくなる数学」として、書籍の感想とその書籍の問題点を書いた。 だがコレはその書籍の問題ではなく、昨今の数学教育の問題点でも有るかと思う。 例えば学校教育ではそれを理解しているかという「本質」よりも、それを暗記してい…

メモは忘れるためにする

今までに勉強法記事にも書いてきたが、どうも世間では「メモ」と言うものを勘違いしているのではないだろうか。 もちろん勉強では「メモを取る」ではなく「ノートを取る」と考えているかも知れないが、それは同じものだ。 是非とも考えなおして欲しいので何…

芸術品に価値はない

私はアルフォンス・ミュシャの絵(リトグラフ)が好きだし、作者は特に限定しないが日本画も水墨画も好きだ。 だがそれぞれを買うとなったらポスター「が」(「でも」ではない)いいし、ミュシャのリトグラフを買うとなっても最近の刷が良い。 理由は単純で、ポ…

超・超面白くて眠れなくなる数学 桜井進(著)

先に書いた「面白くて眠れなくなる数学」と連続で読んだ。シリーズとして3作出ているようだが、2作目がなかったので飛ばして3作目の本作。 1作目が売れたのかわからないが、もともとはシリーズとして構成されていなかったものを無理やり同じような内容で出し…

面白くて眠れなくなる数学 桜井進(著)

眠れなくなるということはない。そして面白いと思うところもない。 タイトルに偽りあり。JARO呼んでこい。 これなら「本の虫」を読んだ時の方がバカバカしくて笑えた。 面白くて眠れなくなる数学 作者: 桜井進 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2010/07/1…

日本買収計画 苫米地英人(著)

タイトルからは非常に胡散臭く感じるかも知れないが、タイトルに書かれていることが全てである。 「日本を買収する」とは誰からか。日本は今も昔も日本人のものじゃないか。と思ってしまったら本書を読んだほうが良いだろう。 本書は現在日本が置かれている…

まずは、「信じる」ことをやめなさい 苫米地英人(著)

信じるということはどのような問題があるのかということが書かれている。 「信じる」というのは信頼関係であり、それを結ぶことは美徳のように感じられている。だがそれは本当に危険な発想だろう。それに関してはまた別の記事にしたが、私はそう感じていたの…

なりたい自分になれる 最強の自己プロデュース力 苫米地英人(著)

今までに読んだ苫米地英人の書籍の中では最もライトな内容だろうか。 冒頭にも書かれているが、他の書籍を理解できなかった人からの質問がベースになっており、既存の書籍をより具体的に説明しているだけになる。なので、他の書籍を理解できるような人は読ま…

乱読のセレンディピティ 外山 滋比古(著)

なんだかよくわからない。以前にも著者の「思考の整理学」を読んだがそれと同じ感想だ。 前書は確かに最近の教育問題を指摘しているが、それであれば「頭にガツンと一撃」の方が具体的かつわかりやすく書かれている。 どうも著者の話は具体性に欠け、例示も…

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術 小飼弾(著)

久しぶりに本を読んだ。これまでも読んではいたが、引越し前のように日に何冊や、週に何冊も読めてはおらず、月に数冊程度であった。いい読書場所を見つけたのでこれからはまた読めるようになるだろう。 そして今回よんだ小飼弾の本も久しぶりになるだろう。…

asics LYTERACER TS 4

Amazonほしい物リストからいいものを貰った。 他にも今までにいくつか貰っているのだが、引っ越しやらバタバタで書いていなかったのでそれらはおいおい記事にしていきたい。貰ったのはいいものばかりだ。 今回頂いたのはタイトルの通り、アシックスのランニ…

アナログ時計なんてものは存在しない

私は時計に関してはうるさい。時計の動作音は静かな方がいいが、私はそれについて非常に大きな声で話す。 世間では時計がアナログ時計、デジタル時計という呼び方で分けられている。だが本質的にアナログ「動作」の時計など存在しない。それを理解しているだ…

赤字なら受託しないほうがいいのか

稀に小さな会社の経営者と話すことが有る。まぁプログラマをやっていればそういった繋がりが増えていく。 だが、そういった人たちはどうも「経営」と言うものを勘違いしているのではないかと思う。 私の周りの人間はプログラマが独立してたまたまうまく言っ…

三次選考を受けてきた

前に書いた「二次選考を受けてきた」の続きで、二次選考に合格したので三次選考を受けてきた話。 三次選考は専門試験と面接。 専門試験は筆記とは違いコンピュータを操作して解く問題で、面接は集団面接でなくて助かった。集団面接だと私の人見知りが勃発し…

久しぶりにしびれたコード attrdict

前の記事に書いた通りPythonのPeeweeをいくらか読んだ。その中で久々にしびれるコードを見たので是非とも紹介したい。 久々と言いつつ人のコードを読むことはあまりないので経験が少ない。やはり人のコードを読むのはいいものだ。なのでこのコードは一般的な…

Python Bottleのコードを読んだ

なんか最近は何にもやる気が起きない。なので最近は雑務のような作業ばかりしているのだけど、今日はその延長としてPythonのBottleマクロフレームワークのコードを読んでみた。 「今日は」といっても実際に読んだのは1時間半ほど。そのほかは今現在まで結局…

二次選考を受けてきた

以前に書いた「就職活動が難問だ」の二次選考を受けてきた。仰々しいので受けるか悩んだが、まぁ受けてどうなるか経過を見れば良い。 試験は適性試験、一般常識、小論文の三点。 適性試験はグリフが連記されており、そこから両サイドが同じものを抽出してい…

lopetを公開

このサービスはすでに停止しています。 以前に「保護動物情報共有サイト」を作ろうとしたことが有る。 世の中にはWebサイトだったりTwitterだったりと迷子情報を扱っているサイトが多々有るのだが、それらで扱われている情報がバラバラで統一されておらず、…

Pylfanがなんとなく動くようになった

多分。 https://github.com/kmasaya/Pylfan つい今しがた寝ようとしても寝れないので仕方なくコード書いたら動くようになった。 暇な人は確認してください。 但し不具合が主だと思うのでもちろんコピーしたディレクトリで確認してください。 ImageMagick逆引…

Ubuntu(GNU/Linux)の一括画像変換ソフト

ImageMagickやらで画像を一括でリサイズするシェルスクリプトや、GimpのScript-Fuで書かれた変換マクロ、果てはリサイズするために書かれたスクリプトなどをよく見るし、ちょっとそこらで検索すると「一括で変換できないか」のような質問がゴロゴロ出てくる…

なぜ日本人は海外に戦いに行かないのか

先日書いた「なぜ海外で日本人が戦ってはいけないのか」に、やはり定形通りのレスポンスを頂いた。 「なぜ日本人が戦いに行かなければならないのか」 先の記事に書いた内容からそれを理解できないとは、いかに考えることができなくなっているのか。 そして質…

なぜ海外で日本人が戦ってはいけないのか

「海外で日本人が戦う姿を見たいのか」 憲法改正による集団的自衛権についてのキャッチフレーズのようにこの言葉をよく見る。そしてコレを自信満々に叫んでいる人間も要る。 集団的自衛権についてはおいておき、この言葉のみをピックアップしてもいかにコレ…

PythonのBottleとPeeweeのサンプル

だいぶ前にPythonのBottleとPeeweeを使ったサンプルとして「bottle.peewee.sample」を試しに公開していた。 本当に簡単なサンプルとして作ったのでいい例ではなかったと思うのだがたまにアクセスが有る。なのでもう少しまともなサンプルを作ることにした。 …

求めるべき自由とは

世間では広く自由が求められ、自由こそが平和の象徴とさえされている。 だが本当に自由は求める求めるべきなのか。自由は平和につながるのかと考えなければならない。 自由な人生を手に入れる教科書: お金・時間・場所 あらゆる束縛がなくなる 作者: 濱田大…