ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

読書

道は開ける 新装版 デール カーネギー(著), 香山 晶(著)

先に読んだ「人を動かす」で感銘したため本書も続けて読んだ。前書が「人を自ら能動的に動きたくなるようにする法」が書かれているとすれば、本書は「自らが能動的に動きたくなる法」が書かれている。「道は開ける」と聞くと、絶望的な状況であっても「勝手…

その後の世界最強の商人 オグ・マンディーノ(著), 山川 紘矢(その他), 山川 亜希子(その他)

先日に読んだ「世界最強の商人」の続編。翻訳は全書と本書で同時刊行されたが、実際には20年の間が空き出版されたものとなる。 The Greatests Salesman in the World 1968年 The Greatests Salesman in the World PartⅡThe End of the Story 1988年 本来であ…

数値の処理と数値解析 (放送大学教材) 櫻井 鉄也(著)

なんだよこれは。鼻水プシャーだよ。鼻水を吹き出すほどの難しさ。「問題解決の数理」を読んだ際にもそれが非常に難しく、「数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学」を読んだ。そしてそれでそのテキストはある程度理解できるようにな…

人を動かす 新装版 デール カーネギー(著), 山口 博(著)

先日から自己啓発書を読んでいる。本書もご多分に漏れず自己啓発の部類に入るようだが、どうもこの「自己啓発」というものがわかりづらい。調べると発言者により言われていることが全く違う。言葉というものはそれでいいと思うのだが、「自己啓発」と言うジ…

世界最強の商人 オグ・マンディーノ(著), 山川 紘矢(その他), 山川 亜希子(その他)

本書は以前に「地上最強の商人」として翻訳されていた書籍になる。本書はそれをKADOKAWAが文庫として翻訳しなおし発売した。原題は「The Greatests Salesman in the World」となるので、「in the world」を「地上」と訳すか、「世界」と訳すかはキリスト教と…

アファメーション ルー・タイス(著), 苫米地英人(監修), 田口未和(翻訳)

昨日に読んだ「完訳 7つの習慣」で自己啓発本の面白さを知り、本書も先に購入したまま読んでいなかったので本日に一気に読了。本書は私が大好きな苫米地英人監修で、さらにはルータイス自身もTPIEの開発に苫米地の力を借りているという、苫米地にとっても関…

こうして未来は形成される―過去再現と未来創造の法則 喰代 栄一(著)

これは酷い。私は「これは酷い」というのが口癖になっているような気もするが、何度でも言う。これは酷い。以前に「ポジティブ思考では、なぜ成功できないのか?」を読んだ時にこう書いた。 前書のようなものを扱った書籍を出すゆえにそうなったのか、それと…

完訳 7つの習慣 人格主義の回復 スティーブン・R・コヴィー(著), フランクリン・コヴィー・ジャパン(翻訳)

私は人気のある(売れている)書籍というのはあまり読まないようにしている。理由は簡単に「大衆向けに書かれている」からというもので、要するには、多くの人が良いということは多くの人が理解できるように書かれているということで、ということは当たり障り…

数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学 高橋 一雄(著)

放送大学で選択した科目の数学が全くに理解できなかったために購入した。「いっきにわかる」とあるが、私は工業高校の機械科で学んでいるために、一般の高校数学の全てかどうかは判断することが出来ない。だが、本書で数学の基礎を学んでおくことで、放送大…

日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法 ドロップシッピング 富田 貴典(著)

ドロップシッピングについて書かれた書籍ではない。斜め読みのためにほとんど読んでいないが、主には日本の商品を海外に売るというものに成る。これはドロップシッピングでもなんでも無い。確かに自分の商品ではなく、誰かの商品を出品し、それが売れたらど…

物理学はこんなこともわからない 川久保 達之(著)

私の手元では唯一の左開き横書きのPHPサイエンス。読みづらい。いや読んでいないのでどうでもいいのだが・・。物理学はこんなこともわからない (PHPサイエンス・ワールド新書)作者: 川久保達之出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/01メディア: 単行本こ…

地デジにしたいなんて誰が言った!? 荒川 顕一(著)

目的はうちの親父にプレゼントすることなのだが、私もひと目見ておこうと目を通したが目を通しただけだった。地デジにしたいなんて誰が言った!? (晋遊舎ブラック新書 10)作者: 荒川顕一出版社/メーカー: 晋遊舎発売日: 2008/07/28メディア: 新書 クリック: 3…

インターネットの効率的学術利用 杉田 米行(著)

本書は10年前の書籍となる。だが当時としては既にインターネットは普及していたのでそこそこの内容が書かれているのかと思ったのだが、その期待はもろくも崩れ去った。インターネットの効率的学術利用―情報収集・整理・活用作者: 杉田米行出版社/メーカー: …

人力舎パワー

キングオブコメディの記事目的に購入。だがインタビューというのはほとんど形のみで、それぞれのコンビに見開き程度づつしか与えられていない。その内容も駆け出しの芸人っぽいというかそんな内容だ。人力舎パワー (エンターブレインムック)出版社/メーカー:…

人生は手帳で変わる―第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす フランクリンコヴィージャパン(著)

「人生は手帳で変わる」といいつつも、手帳の効用ではなく、主には手帳の使い方という書籍に成る。それもサブタイトルにあるように「フランクリンプランナー」という、著作会社が販売している手帳の使い方マニュアルと言うところだろうか。このようなマニュ…

グーグル・マーケティング! 押切 孝雄(著)

6年前の書籍になるが、今読んでみると「古い」と思える内容に成る。インターネットの世界では2年でも「昔」と言えるほどのスピードで進化が進んでいるが、6年という時間でここまで古いと感じるのもGoogle社のスピードの早さの現れだろう。本書は「インターネ…

問題解決の数理(放送大学教材) 大西 仁(著)

正直な所、私のように工業高校の機械科出身で数学を学んでいない方には理解できないだろう。数学IIIや数学IIというものがそもそも何かわからないし、微分、積分、行列も高校で学んでいない。「学校で学んでいないからわからない」と言う言い訳はアホのものか…

携帯アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ秘テクニック 携帯アフィリエイトで稼ぐ会(著)

5年前の書籍になるが、当時としてもすでに通用していたのか疑問に思えるような内容に成る。もちろん現在は通用しないし、携帯アフィリエイトで5万円はなかなか厳しい数字だろう。たしかに現在のアフィリエイトはスマートフォンに特化しているために携帯アフ…

売れるセミナー講師になる法 前川 あゆ(著)

「セミナー講師に成る法」というのではなく、「私はこう考えて講師をしている」、「講師はこう考えれば良い」と言う書籍になるかと思う。もっとも「成る方」としての基礎、「セミナー講師の初め方」と言うのが無いのだから本書のタイトルは適切ではないとし…

どんな仕事も楽しくなるすごい!法 深井 次郎(著)

正直な所「どうせ自己啓発の面白くない書籍」と先入観丸出しで読み始めたが中々これが面白い。内容は流し読みであるが、要所要所に引用されている言葉がなかなかいいもの揃いだ。どんな仕事も楽しくなるすごい!法 (王様文庫)作者: 深井次郎出版社/メーカー: …

「超」整理法―情報検索と発想の新システム 野口 悠紀雄(著)

先に「モノを探す時間」、「分類」を書いたが、その内容が網羅されている書籍になる。本書は以前から手元にあったが何年も読んでいなかった。本書は1993年に初版ということも有り、20年間も現役で支持されている方法論だ。私もそれに興味を持っていたが、中…

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない 町山 智浩(著)

ふざけた内容に思われるかも知れないが内容は至極まとも、アメリカ人批判とも言えるような本当のアメリカ人の姿が描かれている。内容は本当のアメリカ人の姿となるためにキリスト教をベースとしたところが多く、その中にはキリスト教福音派を酷く挑発してい…

元素はどうしてできたのか 櫻井博儀(著)

すばらしい。私は今までに多種多様な本を読んできたが、その根幹となるものが「原子(元素)」になる。本にしても結局は原子の集まりであるし、それを考えている人間の体も脳も原子の集まりだ。だがほとんどの人はその原子について理解していない。昨今の原子…

放射性物質の正体 山田 克哉(著)

先に読んだ「元素はどうしてできたのか」から一歩踏み込み、その中から放射線について取り出したような書籍になる。先の記事にも書いたように、放射線を理解するにはまず原子についての理解が必要になるため本書の半分程度をかけて原子について説明されてい…

ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか 保木 邦仁(著), 渡辺 明(著)

以前に「コンピュータVSプロ棋士」を購入した際に一緒に購入していたが中々読まずに居た。時間が開いたために前書の内容をあまり覚えては居ないが、前書と比べると本書は「将棋ソフト開発の裏側」と言う面が少し強いかと思う。著者の一人である保木邦仁は将…

科学は不確かだ! リチャード・P. ファインマン (著), 大貫 昌子 (翻訳)

久しぶりに読むリチャードファイマンの書籍。ファインマンの書籍は読む度に「頭がいい人」というものに驚かされる。本書はファインマンの講演を書籍化したものだが、よくもまぁこのような内容を講演で話すことが出来るなという物に成る。書籍としてもファイ…

ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 田沼 靖一(著)

面白い。全体的にはアポトーシスの話になる。アポトーシスとは言葉を聞いたことがある方も多いと思うが、簡単に言えば細胞の自殺だ。自分の寿命を決めて自殺していく。司令塔の指示のまま自殺していく。本書にはそれがなぜ必要で、アポトーシスがおこらない…

甘い物は脳に悪い 笠井 奈津子(著)

「疲れたら甘いものを食べる」。こう考えている人が多いだろう。これは大いなる間違いだ。単なる思い込みでしか無い。本書にはその理由が説明されている。著者は栄養士、食事カウンセラーとしてのその経験と、医学的知識を持って解説されている。何も甘いも…

整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣 小山 龍介(著)

発売当時に本書を読んで驚いた。私の生活がどれだけ効率が悪いのかと。どれだけ効率が悪く生きようとしているのかと。本書に書かれていることが全て実践できるわけでも無いし、私に関係ないことも多々ある。むしろ半分程度は関係のないことだ。本書の内容は…

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 原尻 淳一(著), 小山 龍介(著)

先に読んだ「整理HACKS!」よりも前に出版されていたのが本書になる。前書が「環境の改善」をターゲットにされたものであり、本書が「思考の改善」をターゲットにされたものであろう。前書のように本書にも私は大きな影響を受けた。今では習慣となっている「…